皆さん元気にお過ごしですか??
今日は体が不調になった時の心の持ち方のお話し。
うちの指導室に50代男性ゴルフ大好きの方が来られています。
去年年末に腰のヘルニアになりかなり症状としてはきつかったんですが2ヶ月程で改善し今は又ゴルフ三昧の生活をされています。
この方実は5年程前にも腰の逆側のヘルニアになっているんです。
その時は半年程かかりました。
二度目の方がきついヘルニアで足の筋肉の麻痺症状も出ていたのに一度目より半分以上短い期間で回復したんです。
一度目は
「早く良くなりたい、ほんまに治るんかな、治らんかったら手術かな」
など精神的に相当参っておられました。
二度目は
「ヘルニアも治るもんなー、先生頼んますー」ぐらいの感じで一度目と違い精神的にゆったりされていました。
「早く良くなりたい」というのはみんなが思うことでそういうふうに考えるのが普通と思うかもしれませんが、そういう気持ちも強すぎると焦り(怯え)として精神面から体に緊張を与えてしまってる事が多いんです。
私は普段から
「○○さんが早く良くなりたいと思っても早く良くなる事はないよ、体の事は体に任せてリラックスして良くなった後何しよっかーぐらいの事考える方がずっと早く良くなるよ」
と指導しています。
体というのは心の影響をもろに受けます。
生活習慣の間違いや悪い部分を戻す為に体は痛みや様々な症状で持ち主に訴えます。
痛み出した、症状が表に出てきたという事は体の中の働きとしては修復改善しようとしています。
それなのに持ち主があたふたしていたら自律神経も乱れ自然治癒力も上手く働かず、長引いたり余計な症状まで出てきたりします。
【心が川上、体は川下】
何かあって体が不調になった時一番大事な事は、心(精神)がその状況や体の状態に左右されないということです。
そうすると体はその人が持っている最高の状態でしっかり自然治癒力が働きます。
今まで先生や病院で言われた事に気をつけて生活しても良くならず、心配したり早く治りたいと焦って自分自身でストレスをかけ症状が改善されない人は、是非リラックスして体のことは体に任せようという気持ちを持って生活してみて下さい。
きっと良い変化が出てきますよ??
(この男性の操法では骨盤の開閉を整え仙椎3番、腰椎5番、腰椎1番、胸椎5番を主に調整点としました)