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心と体(4)パニック障害と不眠
  • 2018/03/22
  • 整体コラム
昨日の風は凄かったですねー。
私  2、3日腸炎で何も食べれなかったので丁度良い体の調整になりました(^^)


皆さんも食欲がない時に無理に食べる必要はないですよ。体というのは消化吸収の働きを休めてあげることで免疫力や傷ついた組織の修復能力がUPしますので、今流行りのファスティングも風邪を引いた時にしてみると経過も良く、回復も早いです。
私も時々体調を整えたい時に1日食事を抜くプチ断食をしますが、普段いかに食べ過ぎてるかというのを実感します??


食と体の話も書けば長くなりますので今度書いてみます。今日は題名に沿ってパニック障害と不眠について書いていきます。


20代男性サラリーマンで背が高くほっそりした方です。会社に勤める様になって2年程なんですが、上司の前で話をしたり注意を受けたりすると過呼吸や震えが出てしまうという事で仕事に行けなくなり病院でパニック障害の診断を受け、友人の紹介でうちに来られました。


色々お話を伺っている時も表情や体から不自然な緊張感が伝わってきます。うつ伏せで背骨を観察すると左側の2側という処の何箇所かに異常な緊張が有り、頭もその繋がりの部分がきつく緊張しかなり寝れてない体という感じです。



新しい環境や人間関係のストレスで睡眠の質が低下し体が鈍くなって疲れの取れないまま過ごし、それでも精一杯仕事を頑張ってきたんでこの様な症状が出たんですよ、とお話しました。


緊張の強い処を緩め睡眠の質が良くなる様に操法し週に一度来てもらいましたら、三回目に来られた時に自然な笑顔で挨拶されたので良くなって来たな、と思い背中をみると異常な感じは無く若者特有の良い緊張感が伝わって来ます。操法を終え「もう大丈夫ですよ」と言うとすごくいい笑顔で帰られました。


この方の場合体質でいうと一種という体質で、普段からすごく頭を働かせ頭の緊張が強いタイプなんですが、職場のストレスで異常な緊張が続きそれに気付かないまま頑張って無理をした結果出てしまった症状です。


1ヶ月程仕事は休まれましたが今は元気に仕事も草サッカーもされています。時々体調を整えに来る程度で発作も全く無くなったそうです。


これは整体の基本なんですが睡眠の質が良いと心身共に良い状態で過ごせます。逆に体調が良くない時というのは睡眠の質が低下していることが多いです。特にパニック障害の方は睡眠が変わると良くなることが多いです。


精神的な強い緊張や継続したストレスは背骨に影響し、その背骨の通りに体は反応し持ち主に訴えます。出来ればその手前で気付くことが1番大事なんですけどね(^^)
次回はちょっと私と整体の運命的??な出会いなんかを書こうかなぁと思っています。

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